椎出の鬼舞画像
椎出の鬼舞(県指定無形民俗文化財)
○公開場所:椎出厳島神社境内(〒648-0141伊都郡九度山町椎出3)
○交通機関:南海高野線高野下駅下車すぐ
○公開時期:8月16日
○指定年月日:昭和39年5月28日(県指定)
○保存団体名称:椎出の鬼の舞保存会
<説明(執筆:山中昭岳)>
 この鬼の舞は、九度山町、椎出の厳島神社 に室町時代から伝わる九度山町唯一の県指定無形文化財です。
境内で8月16日の午後に行われます。
この神事は、天災地変や災いを追い払い、豊作や村人の安全、雨乞いのため、鬼を主役に「十人衆」とよばれる能役者によって行われます。鬼は棒をふりかざし 豪快な舞を奉納します。忌籠りと通過儀礼の両面を兼ねた儀式です。
神事は、紀の川で身を清め、それぞれ白い石を3個神社に奉納する「納石の儀」、衣装を整え、神前で御神酒を拝する「清心の儀」、太鼓のリズムに合わせて一 歩ずつ前に進む「ねりこみ」、上座・中座・下座の順に太鼓に合わせて交互に奉納する謡、笛に合わせて鬼が舞う「三・三・九度の舞」の順に進められます。
小さな子どもたちは鬼を怖がりますが、鬼にさらわれたり、息を吹きかけられたりすると腹痛や頭痛、癇の虫が治ると言われ、鬼に泣かされた子は、元気に育つ と言い伝えられています。

椎出の鬼舞楽譜